囲碁導入の経緯と園長(吉沢偉仁)の思い
東峰保育園は、幼児教育に「囲碁」を取り入れている珍しい保育園です。これは、子ども達が集中して考える力を養い、より賢い子を育むことを目的としています。
囲碁教育の特徴
・年長組になる頃には、19路盤で対局できるようになり、小学生になると終局まで碁を打てるようになります。
・2015年3月から囲碁教室が始まり、毎週金曜日の午後には日本棋院栃木県本部より桑原敏幸先生が指導に来ています。
・子ども達に分かりやすく、楽しい指導を心がけており、最初は囲碁に親しんでもらえるように簡単な解説や問題を繰り返し行い、子ども達の様子を見ながら次のステップに進めています。
・30級から始まり、半年間で10級程度の上達が見られるなど、目覚ましい成果を上げています。
・年中児、年長児が参加しており、小学生や中学生も参加可能です。
囲碁導入の経緯と園長(吉沢偉仁)の思い
・東峰保育園が囲碁教室を開設できたのは、吉沢偉仁(よしざわひでひと)の熱意によるものです。園長が日本棋院栃木県本部の栃木県囲碁学校の戸塚校長を何度も訪問し、その熱意が実を結びました。
・園長が囲碁を幼児教育に取り入れたいと考えるようになったきっかけの一つは、海外留学中に「おまえは日本人なのにどうして囲碁が打てないのか?」と言われたことです。この言葉が心に残り、日本の伝統文化を継承する必要性を感じたといいます。
・多くの日本人が将棋は指せても囲碁は打てない人が多いこと、そして海外ではチェスが主流で将棋がマイナーであることから、国際的に見て囲碁は非常に重要な文化であると感じました。
・また、漫画「ヒカルの碁」によって囲碁ブームが起こった際に園長自身も囲碁を学び始め、幼児教育への導入を考えるようになったとのことです。
東峰保育園における囲碁教育は、単に囲碁の技術を身に付けるだけでなく、集中力や論理的思考力の育成にも貢献しています。
・囲碁は「神様が作った最高の頭脳ゲーム」とも言われます。
・将棋は「人類が作った最高の頭脳ゲーム」とも言われます。