国語教育で培われる基礎学力
落語を聞いて、すんなり理解して楽しめる子どもと、内容が分からずに飽きてしまう子どもがいるとされています。この違いは、園長が重要視する「国語教育」で培われる基礎学力の差であると言えるでしょう。
語彙力が乏しいと、考える力や創造する力が劣り、「やばい」「うざい」といった幼稚な表現しかできなくなり、より深い思考に発展させることが難しくなると指摘しています。
そのため、東峰保育園の柱となっている国語教育は、単に語彙を増やすだけでなく、言葉が持つ力や美しさを幼い頃から肌で感じさせることに重点を置いています。これにより、子ども達の知性と感性を同時に磨き、思考の世界を広げることに繋がると考えています。
東京大学の入試問題(2014年)で、藤山直樹氏の『落語の国の精神分析』が出題されたことからも分かるように、落語は人間の本質や社会を深く洞察する要素を含んでおり、鑑賞には高い言語理解力や思考力が求められます。このような題材を理解できるかどうかが、国語教育の成果を量る一つの指標となるかもしれません。
ヒガシミネ方式で、賢い子を育てましょう。