知・徳・体のバランスを重視した総合的な教育
東峰保育園は、子ども達一人ひとりの可能性を最大限に引き出すため、知・徳・体のバランスを重視した総合的な教育を実践してきました。
その功績は多岐にわたり、「ヒガシミネ方式」として結実しています。
体育指導の成果
・独自に開発した体育指導法は、器械体操や縄跳びにおいて全国トップクラスの成果を上げています。これは、単なる運動能力の向上だけでなく、「最後までやり遂げる力」を育むことに重点を置いています。
幅広い教育内容
・科学、算数、環境、国語といった基礎的な学びに加え、表現・音楽・古典・美術などの芸術活動、さらには湯西川温泉の平家大祭や、アイヌ文化交流といった地域文化の学習も取り入れ、感性や文化理解を深めています。
・囲碁を教育活動に組み込むことで、集中力や論理的思考力の育成にも取り組んでいます。
科学分野
・ソニー教育財団による「科学する心」に入選しており、日々の保育の中で子ども達が自ら発見し、考え、試す体験を重視しています。
国語分野
・2歳から漢字仮名交じり教育を導入し、音読や読書活動を通じて語彙力と表現力の向上を図っています。
・図書館の積極的な活用も奨励し、古典文学、漢文、論語、諺などに親しむ機会を設け、子ども達の言葉への関心と教養の幅を広げています。
環境教育
・「子どもエコクラブ」の活動をはじめ、生態系や萌芽更新の学習、川の生き物調査、自然学校での活動など、地域の自然と密接に関わる体験を通じて環境への意識と実践力を高めています。
園長の吉沢偉仁(よしざわひでひと)は、「教育は20年、30年先を見て行うものだ」という考えのもとに、子どもが主体的に学び、積極的に行動する力を身につけ、多様性を尊重する保育を実践しています。これこそが「ヒガシミネ方式」の核となる部分です。
非認知能力の育成
「ヒガシミネ方式」が目指す「粘り強さ」「協調性」「自律性」「探求心」といった非認知能力の育成は、近年注目されている教育の方向性と完全に一致しています。学力だけでなく、心の豊かさや社会で生き抜く力を育むことは、多くの教育者や保育者が共通して重要視している点です。