職員が働きやすい職場環境の整備をしました
東峰保育園の業務管理において、保育の質を高めるとともに、職員が働きやすい職場環境を整備するために、多岐にわたる功績を残しています。
主な功績は以下の通りです。
・ICTの積極的な導入:
・全国に先駆けてICTを導入し、連絡帳や保育記録などをデジタル化しました。これにより、保育士の事務的な負担を大幅に軽減し、本来の保育業務に専念できる体制を整えました。これは、職員が子ども達としっかり向き合える時間を確保し、保育の質を高めるための重要な取り組みです。
・業務効率化と働き方改革:
・日常業務の見直しを継続的に実施し、職員の負担が大きかった壁面制作を廃止しました。
・行事も内容や規模を見直すことで、残業を原則ゼロとする取り組みを実現しました。これにより、職員のワークライフバランスが向上し、離職率の改善にもつながっています。
・情報発信と保護者連携の強化:
・園のWEBサイトを整備・活用し、保育の様子や方針を発信するだけでなく、保護者向けの情報共有ツールとしても機能させています。
・園の理念や対応方針、緊急時の対応などをまとめた「ペアレントブック」を作成し、保護者と職員双方の信頼関係を築くための土台を構築しました。これは、保育士が安心して働ける環境作りにも寄与しています。
これらの取り組みは、単に保育内容だけでなく、それを支える組織運営や環境整備にも深い洞察と実行力を持っていることを示しています。
三者(子ども・保護者・保育者)の幸福追求
理念として掲げている「子ども達も保護者も保育者も、みんなが幸せになれる保育」は、いずれか一つが犠牲になるのではなく、関係者全員が良好な状態であることを目指すものです。
これは、長年の経験から「どこか一方が不満を抱えていては、持続可能な良い保育は成り立たない」という洞察があったためと考えているからです。
特に、保育者の働きやすさを追求することは、結果として保育の質の向上につながるという信念に基づいています。