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栃木県宇都宮市東峰1丁目7-15

二宮金次郎翁の教えに学ぶ「人間の根を養う教育」 | 園長の思い | 東峰保育園 公式ブログ


連日、猛暑が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。


先日、千葉県の浦安ブライトンホテル東京ベイにて開催された、第56回 石井方式 夏期指導者研修会「人間の根を養う -世界で輝け!日本の子ら-」(主催:幼年国語教育会、後援:株式会社登龍館)に参加してまいりました。


会場は全国から集まった教育関係者の熱気で満席となっており、展示された最新の教材を実際に手に取り、様々な書籍を購入するなど、大変実り多き夏期研修となりました。


今回の研修会で特に心待ちにしていたのが、二宮金次郎(尊徳)翁の7代目ご子孫であられる中桐万里子先生によるご講演「豊かなひとづくりの極意 ~二宮金次郎の実践から~」でした。


中桐先生は昭和49年東京都生まれで神奈川県育ち。慶應義塾大学をご卒業後、京都大学大学院にて臨床教育学を学ばれ、博士号を取得された教育学の専門家でもいらっしゃいます。現在は「リレイト」主宰をはじめ、各種法人の役員や国際二宮尊徳思想学会の常務理事など、多方面でご活躍されています。


ご講演が始まると、中桐先生の洗練されたお話と深みのある言葉に一瞬で引き込まれました。金次郎翁が残された偉大な業績や「報徳思想」の根本にある考え方が、現代の幼児教育や人づくりの視点と重なり合い、深く胸に染み入る素晴らしいお時間でした。あまりの魅力に時の経つのも忘れ、あっという間に終演を迎えてしまったほどです。


講演終了後、大変光栄なことに中桐先生に直接ご挨拶をさせていただき、名刺交換をさせていただく機会に恵まれました。


その際、私が日光の二宮神社へ参拝した際のエピソードや、当園で「二宮金次郎の幸福論」について発表した新聞記事、そして当園のホールで子ども達が二宮金次郎の劇を演じたことなど、東峰保育園での取り組みについての資料をお渡ししてお話しさせていただきました。


当園では日常の教育の中で、金次郎翁の生き方や「道徳観」「感謝の心」を大切に育んでいます。劇などを通して金次郎翁の生き方に触れた子ども達は、目を輝かせながら「大きくなったら金次郎さんのような人になりたい!」と話してくれます。


この子ども達の言葉をお伝えしたところ、中桐先生は表情を和らげられ、とても喜んでくださいました。二宮尊徳翁の至誠の精神が、確かに現代の幼い子ども達の心に受け継がれていることを実感し、胸が熱くなる瞬間でした。


私たちが暮らす栃木県は、二宮尊徳翁が日光神領の復興に命を懸け、その生涯を閉じられた非常にゆかりの深い地です。地域に今なお残る金次郎翁の徳風を感じながら教育に携われることは、私どもにとっても大きな誇りであり、学びの原点でもあります。


今回の研修会のテーマにもありました通り、幼児期において最も大切なのは、目先の華やかなパフォーマンスではなく、将来大きな大樹となるための「人間の根」をしっかりと養うことです。


言葉の力を育む「漢字の音読」や「思考の深い回路を作る教育」を通して、子ども達が自立し、将来「崇高な精神を持って社会に貢献できる人間」へと育っていくこと。これこそが、私たちが目指す「東峰方式(ヒガシミネ方式)」教育法であり、金次郎翁が目指した「豊かなひとづくり」の現代における実践であると確信を深めました。


猛暑の中での研修ではございましたが、心に強い信念と新たな教訓を刻む、極めて充実した一日となりました。


これからも栃木の地で二宮金次郎翁の教えを深く学び続け、子ども達の未来のために、妥協のない本物の教育を追求してまいります。

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