ミミズの勉強 in 栃木県立博物館(2017.5)その②
これまで二回ミミズの勉強をしてきて、子どもたちから色々疑問が出てきました。
その疑問を今日は発表しました。
「どうして、日本にはあちこちにミミズがいるの?」
「実は、探そうとしても見つからないところもあります。砂場にはミミズはいません。エサになる落ち葉がないから。あと、コンクリートの上にもいません。」
「ミミズを触ると手がベタベタするのはどうしてですか?」
「ミミズは、背中から天敵であるオサムシが嫌いな、ネバネバした液体を出しているのです。」
「ミミズは目がないのに、どうして生きられるのですか?」
「物を見る目ではなく、明るさが分かる目があります。頭だけ影を作る、おしりだけ影を作る、どっちともに影を作る、それぞれミミズがどういう動きをするか、やってみてください。」
「ミミズが道路で干からびているのはなぜですか?」
「ミミズはしめっているところが好きだからです。」
「栃木県に青いミミズ(シーボルトミミズ)がいないのはなぜですか?」
「そうではないかもしれません。真っ青なミミズが、長野や山梨で見つかっています。常緑広葉樹林帯(高度1500mくらいまで)なら、いるかもしれません。」
「サシバの里山では、湿った土の中にもミミズはいませんでした。どうして?」
「たぶん、7~8月に行くといるかもしれません。」
(落ち葉のところで捕れるミミズは、卵で冬を越し、梅雨明けに大人になり、寒くなったら死んでしまう種類なので)
「ミミズは水の中でも生きられるのですか?」
「少しは生きていられますが、呼吸ができないので、1日位で死んでしまいます。」
「ミミズはどうして暑いと死んでしまうの?」
「ミミズを触ってみましょう。熱いかな?冷たいかな?ミミズは人間よりも体温が低いので、暑いのが苦手です。」
「ガーデニングをする時に、うっかりミミズを殺してしまわない方法はありますか?」
「う~ん、難しいですね…。震動を与えると土の中から出てくる、という方法はあります。でも、体が切られてしまっても、頭の方が残っていれば再生しますよ。でも、機械で耕したら全滅です。」
さすが、南谷先生はミミズ博士です。
いろんなことを教えてもらいました。