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栃木県宇都宮市東峰1丁目7-15

国語教育の他園との違いは?

東峰保育園の国語教育は、単に言葉を覚えるだけでなく、お子さんの思考力や感性を育むことに重点を置いているため、他の多くの保育園とは異なる独自性を持っています。


東峰保育園では、語彙力が乏しいと「考える力」や「創造する力」が伸び悩むと考えています。そのため、言葉の本来の力や美しさに触れる知性と感性を磨き、思考の世界を広げることを目指しています。例えば、落語のように高度な言語理解力と思考力を必要とする題材を理解できることを、国語教育の成果を測る指標としています。


東峰保育園では、教育学博士である石井勲氏の理論に基づいた「石井式漢字教育」を導入しています。これは、お子さんが漢字仮名交じりの文章を自然に理解し、語彙力や思考力を高めることを重視した教育方法です。先生方は毎日、お子さんと漢字仮名交じりの絵本を音読したり、古典を指導したりしています。


知識の習得だけでなく、日本の伝統的な道徳観を育む「立腰教育」や、独自の教材である『日本の美しい言葉と作法』を国語教育と組み合わせています。これにより、礼儀や思いやりといった心の教育も同時に行っています。


園長は、数学の講師として働いていた経験から、数学が苦手なお子さんには国語力が低いという相関関係に気付きました。この経験が、論理的に物事を考え、問題を解決する基礎となる国語力の重要性を強く認識するきっかけとなっています。


東峰保育園の国語教育は、お子さんの全人的な成長を促すための基盤として、非常に深く多角的なアプローチをとっていると言えます。


                               


東峰保育園の園長が、数学と国語力の間に深い関連性を見出しました。これは、単に経験則だけでなく、国語教育への深い理解と、数学が育む能力が共通する部分があるからです。


国語力と数学的思考力の繋がり


数学は、複雑な問題を分解し、仮定と結論を明確にして、筋道を立てて答えを導き出す「論理的思考力」を養う学問です。これは、ビジネスにおける企画立案や課題解決にも直結する重要な能力です。

一方、国語力、特に読解力は、文章を正確に理解し、内容を論理的に整理する力を指します。言葉の意味を理解し、文脈を捉え、筆者の意図を読み取ることは、物事を論理的に捉える上で不可欠です。


このように、数学と国語は異なる分野に見えても、根本には「論理的に物事を考え、理解する力」という共通の基盤が存在します。国語力が高い子どもは、言葉を通して複雑な情報を処理し、論理的な関係性を把握する能力が優れているため、数学の問題文を正確に理解し、それを解くための道筋を立てやすいと考えられます。


数学は、量、構造、変化、空間といった抽象的な概念を対象とし、演繹的推論によって体系を研究する学問です。小学校の算数が具体的な事象を扱うのに対し、中学校以降の数学はより抽象度が高くなります。

この抽象的な概念を理解するためには、言葉による説明を正確に把握し、頭の中でイメージを構築する国語力が非常に重要になります。特に、幼児期に豊かな語彙(内言)を身に付けることは、複雑な思考を可能にし、後に論理的な記銘力を高めることにつながると言われています。


東峰保育園が導入している「石井式漢字教育」は、「漢字で教える」ことを重視し、幼児期から漢字かな交じり文に触れることで、言葉の意味と形を結びつけ、読解力と語彙力を高めます。これにより、子ども達は「文字を絵として認識する力」を活かし、意味のある言葉を自然に吸収していきます。

こうした国語教育を通じて培われる「言葉を理解する力」や「思考する力」は、数学の問題を解く上での「読み解く力」や「解決策を考える力」といった問題解決能力の土台となります。つまり、複雑な問題文を読み解き、その中に隠された数学的な概念を抽出し、適切な解法を導き出すためには、確かな国語力が不可欠なのです。

園長の経験は、まさにこの国語力と数学的思考力の密接な関連性を示していると言えます。


                               


抽象概念を理解するためには語彙が不可欠である、という考え方は多くの研究や教育現場で支持されています。


抽象概念理解と語彙力の密接な関係


「正義」「自由」「愛」といった抽象的な言葉は、具体的な物や事柄を示すのではなく、より広範な概念を表します。そのため、具体的なイメージが結びつきにくく、経験と結びつけにくいという特徴があります。


抽象的な概念を理解するためには、背景知識や経験も重要ですが、それを表現し、思考する「言葉」がなければ、その概念を捉えることが困難になります。豊富な語彙力は、抽象的な言葉の意味を正確に把握し、異なる概念間の関係を理解し、複雑な考えを言語化するために不可欠です。


多様な読書を通じて:抽象的な言葉が多く使われる小説や哲学書などを読むことで、その言葉に触れる機会が増え、理解力が高まります。


議論を通じて:他の人の意見を聞き、自分の考えを言葉で表現することは、抽象的な概念について深く考える機会となり、理解能力を向上させます。


積極的な語彙学習:辞書で意味を調べたり、類義語や反義語を学ぶことで、語彙力を増やし、抽象的な言葉の理解を深めることができます。


抽象概念の理解は年齢と共に発達しますが、幼児期に具体的な言葉の理解から始まり、徐々に抽象的な言葉の意味を理解できるようになります。特に、「9歳の壁」という言葉があるように、小学校3、4年生になると学習内容が具体的から抽象的へと移行するため、この時期に語彙や抽象語の理解が不足していると、学習に困難を感じることがあります。


このように、新しい語彙を習得することは、抽象的な概念を理解するための重要なステップであり、高度な思考やコミュニケーション能力を育む上で欠かせない要素なのです。


                               


語彙力不足は、お子さんの学習にさまざまな面で大きな影響を及ぼします。言葉はすべての学習の土台となるため、その力が不足していると多方面で困難が生じてしまうのです。


語彙力不足が学習に与える影響


「語彙力」とは、言葉の意味を理解する力と、言葉を使って表現する力の両方を指します。この「言葉を理解する力」が不足していると、次のような問題が起こります。


文章内容の把握困難:教科書や問題文に知らない単語があると、その内容を正確に理解できません。例えば、社会科の授業で「北条家が繁栄しました」という文の「繁栄」の意味が分からなければ、その後の授業内容が頭に入ってこなくなる可能性があります。


読解力の低下:語彙力は読解力に直結しており、語彙が少ないと文章を読み解くことが難しくなります。結果として、いくら勉強しても内容が定着せず、努力が報われにくい状況に陥ることもあります。


語彙力は、文章を読んで理解するだけでなく、自分の考えや気持ちを的確に伝えるためにも必要です。語彙が不足していると、次のような影響が出ることがあります。


表現の不正確さ:伝えたいことを適切な言葉で表現できないため、曖昧で単純な言葉を多用しがちになります。「ヤバい」といった一言でさまざまな状況を済ませてしまうと、細かいニュアンスや感情が伝わりにくくなります。


コミュニケーションの阻害:自分の考えをうまく伝えられないだけでなく、相手の言っていることの意図を正確に汲み取ることが難しくなるため、コミュニケーションが円滑に進みにくくなります。


語彙力は、国語だけでなく、すべての教科の学習の基盤となる重要な要素です。


全教科の成績不振:読解力は全ての教科で必要とされるため、語彙力不足による読解力の低さは、国語以外の教科の成績にも影響を及ぼします。テストの問題文を正確に理解できないことで、点数が伸び悩むケースも少なくありません。


論理的思考力の低下:言葉は思考の道具でもあります。語彙が少ないと、複雑な思考や概念の理解が困難になり、物事を論理的に考える力が育ちにくくなる可能性があります。


このように、語彙力不足は、基礎的な学習能力から応用的な思考力、さらにはコミュニケーション能力まで、お子さんの成長のあらゆる側面に深く影響を与えることがわかります。


                               


語彙力不足には、現代社会のさまざまな変化が背景にあると言われています。特に、情報伝達やコミュニケーションの方法が変化したことが、語彙力の低下に大きく影響しているようです。


語彙力不足の主な背景


インターネットやスマートフォンの普及は、情報収集やコミュニケーションのあり方を大きく変えました。


メールやSNS中心のやり取り:メールやSNSでのコミュニケーションが増えたことで、話し言葉と書き言葉が混ざったような簡略化された表現が主流になっています。これにより、「きちんとした大人の言葉遣い」のベースとなる書き言葉を使う機会が減りつつあります。


ネットスラングやスタンプへの依存:中国の若者を対象とした調査では、ネット上の言語やスタンプに過度に依存し、創造性が欠けていると感じる人が半数を超えたという結果があります。スタンプはスピーディーに気持ちが伝わる一方で、いざ自分の言葉で表現しようとすると、適切な言葉が見つからないことがあるようです。


断片的な情報閲覧:SNSなどで情報を閲覧する際、体系的に読書をする機会が減り、断片的な情報にしか触れないことが増えました。これにより、深く体系的な読書から得られる言語運用力や理解力が低下する原因となっています。


活字に触れる機会が減少していることも、語彙力不足の大きな原因です。


読書量の低下:スマートフォンやタブレットの台頭により、読書量が低下しています。エンターテイメントとしてデジタルコンテンツが豊富になった結果、読書に費やす時間が相対的に減っていると考えられます。


新しい言葉との出会いの減少:新聞や書籍などの活字文化から離れることで、新しい語彙に出会う機会が少なくなります。友達同士の会話だけでは、限られた語彙しか使わないため、「すごい」「やばい」といった言葉で済ませてしまいがちです。


昔と比べて、世代間の交流が減っていることも一因として挙げられます。


多様な言葉に触れる機会の減少:かつては家庭でお茶の間でテレビを囲んだり、家の電話の取り次ぎを子どもが行ったりすることで、自然と世代の異なる人たちの話を聞き、さまざまな言葉に触れる機会がありました。しかし、現代ではそうした機会が減少しています。


語彙力は、単に言葉を知っている数だけでなく、言葉を状況に応じて適切に使いこなす能力も含まれます。言葉を知っていても、それを適切に使う経験が不足していることも、語彙力不足に繋がっていると言えるでしょう。


                               


読書量の減少は、語彙力に多岐にわたる影響を及ぼします。言葉は学習やコミュニケーションの基盤となるため、読書離れが進む現代において、語彙力低下は社会問題としても認識されています。


読書減少が語彙力に与える影響


「認知語彙」の不足:読書は、日常会話ではあまり使われないような、多様な言葉に出会う機会を増やします。読書量が少ないと、知っているけれど自分では使わない「認知語彙」が増えにくくなります。


単語同士の関連性の理解不足:読書を通じて、単語同士の関連性(共起情報)を学ぶことで、語彙の質的な向上が図られます。読書量が減ると、珍しい単語の意味や使い方だけでなく、言葉が持つニュアンスや文脈に応じた使い分けの理解も深まりにくくなります。


文章理解の困難さ:語彙力は読解力と密接に関連しており、語彙が少ないと文章を正確に読み解くことが難しくなります。カナダの心理学者の研究でも、知っている本のタイトル数が多い子どもほど語彙力やスペリングのスコアが高いことが示されています。


全教科への悪影響:読解力は国語だけでなく、数学の文章問題や理科の実験手順、社会の歴史的背景など、すべての教科で必要とされます。読書減少による読解力の低下は、結果として学力全体に悪影響を及ぼす可能性があります。


表現力の低下:ボキャブラリーが少ないと、自分の考えや感情を適切かつ分かりやすく表現することが難しくなります。現代では、「ヤバい」といった若者言葉が目上の人に対しても使われるほど広がり、正しい日本語を話せないという問題も指摘されています。


相手の理解度に合わせた説明の困難さ:読書によってボキャブラリーが増えると、相手の理解度に合わせて適切な語彙を選んで説明できるようになりますが、読書量が減ると、この能力が育まれにくくなります。


勉強への苦手意識:語彙力が不足していると、教科書や問題文の内容が理解しづらく、勉強が難しく感じられることがあります。分からない単語や文章が多くなることで、勉強そのものが苦痛に感じられ、学習意欲が低下する恐れがあります。


読書は、単に知識を増やすだけでなく、思考力、想像力、そして論理的に物事を捉える力を養う上でも非常に重要です。読書量が語彙力に与える影響については、幼少期から始まり、小学校1年生の時点での語彙力の差が6年生になっても埋まらないという研究結果も出ており、早期からの読書習慣の重要性が強調されています。

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