MENU

お願い

当園は、こどもたちの保育を最優先におこなっております。お電話に出るまで、お待たせしてしまうこともあります。
可能でしたら、午前中の保育時間を避け、お昼寝の時間帯(12:30-15:00)にお電話をいただけますと幸いです。

お問い合わせ内容を正確に伺うため
①お名前
②お子さまのご年齢
③保育園を探している旨などのご用件
をお話いただけますと幸いです。

当園へお問い合わせの際は、今一度こちらの内容をご確認いただいた上でお問い合わせいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

電話をかける
栃木県宇都宮市東峰1丁目7-15

自慢の芝生の園庭を守るためにしていること

子供達が裸足で遊べる芝生の園庭を維持するために、どのような手入れが行われていますか?


東峰保育園では、芝生の園庭が子供達の健やかな成長に欠かせないと考え、年間を通して丁寧な管理を行っています。園庭の芝生は、日本芝の一種である高麗芝を使っています。高麗芝は、日本の気候に適しており、踏圧にも比較的強いのですが、園庭の芝生を維持するには管理が重要となってきます。


東峰方式(ヒガシミネ方式)の緑育(りょくいく)では、園庭も保育室と同じように、保育環境の一部として考えているので、園庭の植栽も綺麗に維持管理しています。


                               


東峰保育園では五育の一つとして「緑育(りょくいく)」にも力を入れています。 小さな頃から緑に触れることで豊かな心を育んでほしいという思いがあり、園舎や園庭にも工夫を凝らしています。


緑育の内容


自然の中での活動:自然に触れ、物や人と主体的にかかわる力を育むため、四季折々の自然活動が豊富に行われています。


体験重視:お花見、たけのこ掘り、田植えなど、年間を通して様々な自然体験ができます。


———-


見学に来られる皆様のほとんどは、遠目で園庭や遊具をさらっと見ますが、管理が行き届かず雑草だらけとか、芝が剥げている、遊具の管理は適切かなど、費用をかけているかを見てください。


                               


芝生は一年を通じてメンテナンスが必要で、季節毎に以下のような手入れを行っています。


生育期(春~秋)


芝刈り:定期的な芝刈りは、芝生を密にし、雑草の侵入を防ぎます。

水やり:芝生が乾燥しないように適切な水やりを行っています。

除草:芝生の中に生えてくる雑草は、根こそぎ引き抜いています。特に、種子をまき散らす前の除去を心がけています。

施肥:芝生の成長に必要な栄養を与えるために、適切な時期に肥料を与えています。

病害虫対策:病気や害虫が発生しないよう、造園業者さんに依頼して土の中に注入を行っています。

エアレーション:スパイクなどで土に穴を開け、水や空気の通り道を確保することで、芝生の根の活性化や水はけの改善を図ってます。また、定期的に業者さんに依頼して、機械でエアの注入を行っています。

サッチング:枯れた芝や刈りカスが堆積すると風通しが悪くなり、病気の原因になるため、取り除く作業も行っています。


休眠期(冬)


休眠期が明ける前の2月末から3月初め頃には、冬の間に生えた雑草の除去、発芽や発根を促進させるための目土入れ、エアレーション、施肥などを行っています。


利用状況に応じた手入れ


子供達が活発に利用する園庭の芝生は、特に踏みつけによる影響を受けやすいです。そのため、激しい利用の後は散水を行って回復力を高めたり、土が固くならないようにエアレーションを行ったり、その場所を囲うなどして、利用状況に応じたきめ細やかな管理を行っています。


                               


美しい芝生を保つためには、やはりそれなりの手間と工夫が必要です。一般的に、芝生の手入れにはいくつかの難しい点があります。


雑草との戦い

芝生の天敵とも言えるのが雑草です。特に、子供達が裸足で遊ぶ環境なので、除草剤の使用は極力避けるようにしています。そのため、一つ一つ手作業で雑草を抜き取る作業が欠かせません。雑草は、芝生よりも生育が早く、放置すると芝生を弱らせたり、引き抜く際に芝生を傷つけたりすることもあります。雑草が種子をまき散らしてさらに増えてしまうため、こまめな手作業での除去が必要になります。


こまめな芝刈り

芝生を美しく保つためには、定期的な芝刈りが不可欠です。特に、成長の早い時期(5月~10月、夏季は月4回以上)は、こまめに刈り込むようにしています。芝生を適度な長さに保つことで、密度が高まり、雑草の侵入を防ぐ効果も期待できます。しかし、刈った芝の残骸をそのままにしておくと、病害虫の原因となるため、芝刈り後の清掃も重要となります。


水やりと施肥のバランス

芝生は水と肥料が不足すると生育が悪くなりますが、与えすぎると病気の原因になったり、肥料焼けを起こしたりします。特に夏場は乾燥しやすいため毎日の水やりが必要ですが、土壌が蒸れるのを防ぐために時間帯を選ぶ(早朝や夕方)必要があります。


傷みやすい場所のケア

子供達が頻繁に走り回る園庭の芝生は、特に踏圧によるダメージを受けやすいです。特定の場所だけ芝生が傷んだり、土が固くなったりすることもあります。そのような場所には、エアレーション(土に穴を開ける作業)を行い、土壌の通気性や水はけを改善し、芝生の回復を促す必要がありますが、これも手間のかかる作業です。


サッチング(枯れ芝除去)

芝の刈り草や冬枯れした葉などが堆積した「サッチ」は、通気性や水はけを悪くし、病気の原因になります。これらの作業は、一年を通して継続的に行う必要があり、時期ごとの土壌の状態や天候を見極めながら、適切に対応していくことが求められます。


                               


東峰保育園では、子供達が安心して過ごせる環境を目指し、除草剤を使わない工夫をしています。


手作業での丁寧な除草

やはり基本となるのは、手作業での除草です。特に子供が利用する場所では、除草剤の除草剤の使用は極力避けるようにしています。


雑草が小さいうちに抜く:雑草が小さいうちに、根っこごと引き抜くのが最も効果的です。大きく育ってしまったり、種子をつけてしまう前にこまめに抜くことが重要です。


多年生雑草への対応:スギナやドクダミ、カタバミ、クローバーなどの多年生雑草は、地下茎や根が残っていると繰り返し生えてくるため、根こそぎ除去することが重要です。


芝生自体の密度を高める

芝生が密に生え揃っていると、雑草の侵入を物理的に防ぎ、日差しも届きにくくなるため、雑草が発芽しにくくなります。


適切な芝刈り:定期的な芝刈りは、芝生の成長を促し、密度を高めます。特に、成長が盛んな時期には週に1回程度の芝刈りが推奨されます。


施肥:芝生に必要な栄養を与えることで、芝生が強く健康に育ち、雑草に負けない力をつけます。ただし、冬場は雑草が肥料を吸収してしまうことがあるため、時期を考慮する必要があります。


エアレーション:スパイクなどで土に穴を開け、通気性や水はけを良くすることで、芝生の根の活性化を促し、健康な芝生を維持します。


除草剤を使わない芝生管理は手間がかかりますが、子供達の安全を最優先にする場所では、これらの地道な努力が大切になります。

一覧に戻る