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栃木県宇都宮市東峰1丁目7-15

保育理念の形成に繋がったボーイスカウト

吉沢偉仁園長がボーイスカウト宇都宮第15団で経験したことは、彼の保育理念の形成に大きく影響を与えています。具体的な活動内容と、それが彼の保育理念にどう繋がっているのかをご説明しますね。


吉沢園長が所属していたボーイスカウト宇都宮第15団は、栃木県で最大規模の団として知られており、専用の野営場を持つなど、本格的な野外活動を特徴としています。


ボーイスカウトの活動は、月に2~3回、主に日曜日に実施され、内容も多岐にわたります。特にキャンプは春と夏に団全体で行われるほか、ボーイスカウト隊では年間4~5回のキャンプ(新体制キャンプ、耐寒キャンプ、サバイバルキャンプなど)が行われています。これらの活動を通じて、子どもたちはテントの設営、炊飯、後片付けといった基本的なサバイバルスキルを身につけます。


キャンプ生活:テント設営、火おこし、炊飯、野外での食事準備、後片付けなど、自然の中で生活する技術を学びます。


ロープワーク:様々なロープの結び方を習得し、物を固定したり、物を吊るしたりするなど、実用的な技術を身につけます。


野外での知識:地図の読み方、方位の確認、天候の変化への対応など、野外での行動に必要な知識を学びます。


ボーイスカウト宇都宮第15団では、ビーバースカウトからローバースカウトまで全員が同じ野営場に集まって活動するスタイルを取っています。これにより、「年長者は幼い者をいたわり、年少者は先輩を敬う」という習慣が自然と身につくようになっています。


班活動:隊班競点のようなグループ対抗戦を通じて、班ごとに協力しながら目標達成を目指します。


役割分担と協働:キャンプや訓練の中で、それぞれの役割分担をしながら協力して活動を進めることで、協調性を養います。


リーダーシップ:上級生は下級生の面倒を見たり、活動をリードしたりする機会が多く、自然とリーダーシップが育まれます。


ボーイスカウトの活動には、地域社会への奉仕も含まれています。


募金活動:赤い羽根募金や歳末たすけあいなどの募金活動に参加し、社会貢献の意識を育みます。


地域行事への参加:餅つき、バザーなどの地域行事に参加することで、地域とのつながりを深めます。


                              


吉沢園長は、ボーイスカウトでの経験から、子どもたちが「体験を通じて学ぶ」ことの重要性を強く認識しました。


主体性の尊重:ボーイスカウトでは「手を出すな、口を出すな、ただし目を離すな」という理念のもと、子どもたちが自ら考え、行動することを促されます。この経験から、吉沢園長は子どもたちの主体性を尊重し、見守る保育を重視するようになりました。


失敗からの学び:キャンプや野外活動では、多くの失敗を経験します。しかし、それらの失敗から学び、繰り返すことで本当の実力が身につくというボーイスカウトの教えは、吉沢園長の「失敗を恐れずに挑戦する心を育む」という保育スタイルに繋がっています。


内面的な成長:知識の詰め込みではなく、仲間との協力や自然との触れ合いを通じて得られる感動や喜びが、子どもの内面的な成長に不可欠であると吉沢園長は考えています。これは、ボーイスカウトで培われた「共感・尊重・成長」という理念の根幹をなす要素です。


吉沢園長のボーイスカウト経験は、彼の保育理念に様々な形で影響を与えていますが、特に顕著なのは、子どもたちが自立し、社会性を身につけ、そして何よりも「生きる力」を養うことへの重視です。


自分で考える力と主体性


ボーイスカウトは、子どもたちに役割を与え、自ら行動することを促します。

吉沢園長もこの経験から、子どもたちが指示を待つのではなく、自ら問題を見つけて解決する力、つまり主体性を育むことの重要性を学びました。園の「ヒガシミネ方式」にも通じる、「考える保育」の根幹をなしています。


困難を乗り越える精神力と課題解決能力


野外活動では、不便な状況に直面することが多く、知識や技能、チームワークを駆使して乗り越える経験を積みます。この経験は、吉沢園長が子どもたちに「失敗を恐れずに挑戦し、粘り強く取り組むこと」を教える土台となっています。

キャンプ活動は、子どもたちの体力や精神力、自己効力感を高めることが研究でも示されており、失敗への不安を乗り越える効果も期待できます。


協調性とリーダーシップ


ボーイスカウトでは、異年齢の子どもたちが小グループで活動し、目標達成のために助け合います。この中で、仲間と意見がぶつかることもありますが、協力し合うことで協調性が育まれます。また、年長者は年少者の面倒を見るなど、自然とリーダーシップを発揮する機会も多いです。

吉沢園長は、この経験から、子どもたちが社会で生きていく上で不可欠な協調性やリーダーシップを重視するようになったと考えられます。


自然との関わり方と生命への畏敬


ボーイスカウト活動の大きな特徴は、野外活動を通じて自然と深く触れ合うことです。自然の中で生活することで、子どもたちは自分たちの限界に挑み、自然の力に対する畏敬の念や、自然との調和の大切さを学びます。

吉沢園長もこの経験から、子どもたちに自然への理解を深めさせ、生命を大切にする心を育むことの重要性を認識しました。


奉仕の精神と社会貢献


ボーイスカウトは、募金活動や地域行事への参加など、社会貢献活動にも積極的に取り組みます。これにより、人の役に立つことの喜びや、人を思いやる気持ちを学びます。

吉沢園長が育成する「共感」の保育理念は、この「奉仕の精神」にも繋がっていると言えるでしょう。


計画性と目標達成の経験


ボーイスカウトでは、進級制度があり、子どもたちは自分で目標を設定し、それを達成するために計画を立てて努力します。

吉沢園長もこの経験から、子どもたちが目標に向かって努力し、達成感を味わうことで、自己肯定感を高め、次のステップに進む意欲を育むことの重要性をカリキュラムに反映させていると考えられます。

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