小さなお母さんだった私が、東峰保育園で「信じて待つ」保育士になるまで 作新短大2019年度卒 6年目のTさん | 教えて先輩 | 東峰保育園 公式ブログ
〜8歳年下の弟との原点から、子どもの20年先を見つめる6年目の確信〜
作新短大を卒業し、東峰保育園に入職して6年目になります。
新人の頃は目の前の業務や子ども達との関わりに必死で、毎日悩みながら試行錯誤を繰り返していた私も、今では後輩から相談を受ける立場となり、園全体や子ども達の未来をじっくりと見つめられるようになってきました。
私がなぜ保育士を目指し、東峰保育園でどのように壁を乗り越え、「子どもを信じて待つ保育」に辿り着いたのか。私の原点と、現場で学んだ本当の成長ストーリーをお伝えしたいと思います。
私の原点:8歳年下の弟が教えてくれた「成長に寄り添う喜び」
私には8歳年下の大好きな弟がいます。初めて弟ができた時は本当に嬉しくて、毎日ミルクをあげたり抱っこをしたりと、まるで「小さなお母さん」になったような気持ちでお世話をしていました。
弟が初めて自分の足で立ったり、歩いたりした時の感動は、今でも鮮明に覚えています。「できた!」と目を輝かせる姿をそばで見守り、私も一緒に胸がいっぱいになるほどの喜びを感じました。
しかし、子どもの成長は嬉しいことばかりではありません。思い通りにいかずに悔し涙を流したり、壁にぶつかって葛藤したりする弟の姿に寄り添う中で、私は幼心に学びました。
「子どもの成長には葛藤や変化があり、大人が先回りして答えを出すのではなく、一緒に乗り越えることこそが大切なのだ」と。
この原体験が、「子どもの成長を一番近くで見守り、支える保育士になりたい」という私の揺るぎない原点となりました。
新人の壁:「すぐに助けること」が正解ではないと知った日
作新短大を卒業して東峰保育園に入職した当初、私は強い戸惑いとカルチャーショックを覚えました。東峰保育園の漢字教育や音読、そして何より「子ども自身が考えて行動する保育」を目の当たりにし、学生時代に学んできた保育との違いに「ここまで子ども達に任せるのだ」と大きな衝撃を受けたのです。
新人の頃の私は、「大人が『こうしてね』と教え、その通りにできるように導くこと」が保育士の役目だと思い込んでいました。
特に悩んだのが、子どもが泣いている時の関わり方です。当時の私は、「泣いている子がいたら、すぐに声を掛けて大人が気持ちを切り替えさせてあげなければ」と焦り、必死に関わっては空回りしていました。
そんな時、先輩保育士がそっと声を掛けてくれました。
「まずはその子の気持ちを受け止めて、少し待ってみたら?」
言われた通り、すぐに手を出さず、信じてじっと見守ってみました。すると、子ども自身が少しずつ自分で気持ちを立て直し、やがて自分の足で歩き出して遊び始める姿があったのです。
「大人がすぐに解決してあげることが、必ずしも子どものためになるわけではないんだ」
ハッと気付かされた瞬間でした。子ども達は大人が思っている以上に、自分で乗り越える力を持っています。大人がコントロールするのを手放し、「子どもの力を信じて待つ」という、私の保育観の土台となる大切な姿勢をこの園で学びました。
6年目の今だから分かる「東峰保育園の3つの本物の強み」
6年間子ども達と本気で向き合ってきた今、私が実感している東峰保育園の強みには、確かな理由があります。
① 「大人が解決しない」からこそ育つ、子どもの自律心
新人の頃は、子ども同士のトラブルが起きると「どうしたら早く大人が解決できるか」ばかりを考えていました。しかし東峰保育園では、大人がすぐに答えを出して終わらせることはしません。
必要なところで見守り支えながら、「どうしたかったのかな?」「どうすればいいと思う?」と子ども自身が考え、相手の気持ちに気付く対話の時間を大切にします。自分で試行錯誤し、相手とやり取りした経験の積み重ねこそが、子ども達の「自分で生きる力(独立自尊)」を育んでいくのだと確信しています。
② 「失敗しても次の方法を考えればいい」と言ってくれる職場の温かさ
新人の頃、関わり方に悩み「自分で何とかしなければ」と一人で抱え込みそうになった時、先輩方は具体的なアドバイスと共に、いつもこう言って背中を押してくださいました。
「一つの方法がうまくいかなかったら、次の方法を一緒に考えればいいよ」
この言葉にどれほど救われたか分かりません。失敗を過度に恐れることなく、「まずはやってみよう!」と前向きに挑戦できるようになりました。保育だけでなく、保護者の方への伝え方や書類の書き方まで全員で共有し、支え合える環境があります。6年目になった今、今度は私が後輩の気持ちを受け止め、安心して相談してもらえる先輩でありたいと思っています。
③ 身体と心の根っこを育てる、自園調理の温かい給食
東峰保育園の子ども達は、毎日身体を思い切り動かして遊びます。たくさん活動した後、温かくて栄養たっぷりの美味しい給食をもりもりと食べ、午後も笑顔いっぱいに過ごしています。
最初は苦手そうにしていた食材でも、友達が美味しそうに食べる姿に刺激され、少しずつ挑戦して「食べられた!」という自信に変えていきます。よく体を動かし、しっかり食べ、元気に遊ぶ。この毎日の丁寧な積み重ねが、子ども達の身体だけでなく、粘り強い心の成長を支えています。
20年先の未来を見据えて──これからの誓い
弟の成長を近くで見守っていた頃の私は、目の前の「できたこと」を一緒に喜ぶだけで満足していました。
しかし、東峰保育園で6年間を過ごす中で、私の視点は大きく広がりました。
保育とは、単に知識ややり方を教え込むことではありません。
子どもの「やってみたい!」という心に火を点し、自分で考え、挑戦し、たとえ失敗してももう一度立ち上がってやり直す姿を信じて見守る。その小さな経験の積み重ねこそが、子ども達が社会へ羽ばたく「10年後、20年後に自分の足で人生を切り拓いていく力(生きる土台)」へと繋がっています。
子ども達の20年先の未来を見つめながら、今日という一日を大切に関わること。
そして、子ども達の成長を支えるだけでなく、私自身も子ども達や仲間と共に学び、変わり続ける保育士でありたいと思っています。
これから保育の道に進む皆さん、東峰保育園には、あなたの挑戦を温かく見守り、一緒に考えてくれる最高の仲間が待っています。ぜひ私達と一緒に、子ども達の未来を育む一歩を踏み出してみませんか?
インタビュー Q&A ~6年目先輩のリアルな日常と職場環境~
Q. 週末のお休みやプライベートの過ごし方は?
A. 週末は自分のリフレッシュ時間を思い切り楽しんでいます!映画鑑賞や大好きなアーティストのライブに行ったり、友人と話題の古民家カフェでのんびりおしゃべりをしたりしています。当園は業務の効率化が進んでいて残業が少なく、有給休暇もしっかり取れるため、オンとオフのメリハリをつけて平日も前向きな気持ちで子ども達に向き合えています。
Q. 子ども達や保護者の方の顔と名前を覚えられるか不安です……
A. 全く心配いりません!当園は各学年14人前後の少人数保育を行っているため、一人ひとりの個性や表情の変化まで自然と深く理解することができます。また、早番・遅番のシフトを通して他クラスの子ども達や保護者様、送り迎えに来られるご家族の方とも自然に顔なじみになれるので、安心して温かい関係を築いていけますよ。
Q. 子育てをしながら働く先輩達の姿を見て、どう感じますか?
A. 「私も将来、家庭を持ったら先輩方のように子どもを預けながら働き続けたい!」と心から思っています。お子さんの急な発熱などがあっても、周囲の先生達が「大丈夫だよ!子どもと一緒にいてあげてね」「お互い様だから気にしないで!」と当たり前に声を掛け合っています。制度があるだけでなく、支え合う温かい文化が根付いているからこそ、長く安心して働ける職場だと実感しています。
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