子ども達よ、トム・ソーヤーのようになれ
東峰方式のEQ育成とは?
東峰保育園の「東峰方式(ヒガシミネ方式)」におけるEQ(心の知能指数)育成は、子ども達が幸せな人生を送ることを最終目標とし、「学力」だけでなく、「感情を理解し適切に扱う能力」を育むことに重点を置いています。
EQ(心の知能指数)ってなに?
EQとは、「心の知能指数」や「感情知能指数」とも呼ばれ、自分の感情や他者の感情を理解し、それを望ましい行動や意思決定につなげる能力のことです。IQ(知能指数)が論理的思考や知識を測るのに対し、EQは感情の成熟度や自己制御力、共感力、対人関係の調整力といった、人間としての総合的な力を示す指標となります。ビジネスの世界でも成功に不可欠な要素として注目されています。
EQを構成する4つの能力
EQは、主に以下の4つの能力で構成されています。
感情の識別:自分や他者の感情に気づき、認識する能力。
感情の利用:感情を思考や行動に活かす能力。
感情の理解:感情の背後にある理由や変化を理解する能力。
感情の調整:感情をコントロールし、適切に表現する能力。
なぜEQ育成が大切なの?
EQが高いと、言葉以外の相手の気持ちを察して行動できたり、円満な人間関係を築けたりと様々なメリットがあります。また、失敗や挫折に強く、常に学び成長しようとする姿勢が生まれます。東峰保育園では、これらの能力を幼児期から育むことで、子ども達が社会に出てからも困難を乗り越え、幸せに生きるための力を養っているのです。
他園とのEQ育成の違いは?
東峰保育園のEQ育成は、一般的なEQ育成の概念を土台としつつ、独自の「東峰方式(ヒガシミネ方式)」という総合的な教育プログラムの中に組み込まれている点が、他園との大きな違いと言えるでしょう。
総合的な「東峰方式(ヒガシミネ方式)」の一部
多くの保育園でEQ育成が取り入れられていると思いますが、東峰保育園の場合は、単なるEQ教育にとどまらず、知育(国語教育)やユニークな体験、自然体験といった、様々な教育要素が有機的に結合した「東峰方式(ヒガシミネ方式)」という独自の教育体系の中でEQが育まれています。
これにより、子ども達は知識やスキルを習得する過程で、自然と感情を理解し、適切に表現する力を身に付けていくことができます。
知育×EQの相乗効果
特に東峰方式(ヒガシミネ方式)では、「石井方式」による知育に力を入れています。漢字仮名交じりの絵本音読や百玉そろばんといった学習活動は、学習への興味や集中力を高めるだけでなく、地道な努力を続ける忍耐力や達成感を味わうことで自己肯定感を育むなど、EQを構成する要素とも深く関係しています。
このように、単一の能力を伸ばすのではなく、「複数の能力が連携し、相乗効果を生み出すようなアプローチ」が特徴です。
自然体験を通じた共感力育成
市貝町の「サシバの里自然学校」での農業体験や自然学校での活動は、自然との触れ合いを通じて生命の尊さを学び、多様な価値観を理解するきっかけとなります。これは、他者の感情を察する共感力や、周囲と協力して物事を進める社会的能力の育成に繋がります。
都市部の保育園ではなかなか経験できないような、大規模な自然体験をカリキュラムに組み込んでいる点も東峰保育園ならではの強みです。
家庭的な少人数制保育
創設当初からの少人数制という方針も、EQ育成において大きな役割を果たしています。きめ細やかな関わりにより、子ども達は安心できる環境で自己表現がしやすくなり、保育士や友人との間で密接な信頼関係を築くことができます。
これにより感情の識別や調整といったEQの基礎が自然と育まれます。
EQ育成の一般的な考え方
一般的なEQ育成では、主に以下の4つの能力を高めることに焦点が当てられます。
感情の識別:自分や他者の感情に気づき、正確に認識する能力です。
感情の利用:感情を思考や行動に活かし、モチベーションを高める力です。
感情の理解:感情の背後にある理由や変化を深く理解する能力です。
感情の調整:感情をコントロールし、適切に表現する能力です。
これらの能力は、訓練によって高めることができるとされています。東峰保育園では、これらの要素を日々の保育活動や独自のプログラムを通して自然に育んでいますが、一般的なEQ育成のプログラムでは、ワークショップや研修などを通して、より意識的にこれらの能力を向上させることを目指します。
自然体験はEQにどう影響する?
自然体験とEQ(心の知能指数)の間には、非常に深い相関関係があります。自然の中で過ごす時間は、子ども達の感情を認識し、理解し、適切に表現・調整する能力を総合的に高めることにつながります。
自己認識と自己管理の向上
自然の中では、予期せぬ出来事がつきものです。天候の変化や、生き物との出会い、思ったようにいかないことなど、様々な状況に直面します。こうした経験は、子ども達が自分の感情に気づき、それをどう乗り越えるか、どう対処するかを考える機会になります。例えば、雨が降って計画が変わった時に、イライラする気持ちをどうコントロールするか、新しい遊びを見つけて楽しむなど、感情を冷静に管理し、柔軟に対応する力が養われます。
自己管理能力の強化
自然の中での活動は、時に難しさやストレスを伴うことがあります。例えば、長距離を歩いたり、初めてのことに挑戦したりする場面です。このような時に、「イライラしても大丈夫」「もうちょっと頑張ってみよう」と自分の感情をコントロールし、前向きに取り組む習慣が身につきます。これは「自分の感情をコントロールし、前向きに行動する力」である自己管理能力を高める上で非常に有効です。
社会的認識と人間関係構築の促進
自然体験は、グループで行われることが多く、協力して目標を達成する機会が豊富です。例えば、みんなで力を合わせてテントを張る、役割分担をして野外炊飯をするなど、他者とのコミュニケーションを通じて、互いの感情や意図を理解しようとします。また、自然の中で共に感動や困難を分かち合う経験は、他者の感情に寄り添い、共感する力を育みます。これは「他者の感情や状況を読み取る力」である社会的認識能力や「他者に共感し、思いやる力」である共感力の向上に繋がります。
ストレス耐性の向上と問題解決能力の発展
自然の中で五感を使い、自由に活動することは、心身のリフレッシュに繋がり、ストレスを軽減する効果があります。また、自然の中で起こる小さなトラブル(例えば、道に迷う、物をなくすなど)に対して、自分で考えたり、周囲に相談したりしながら解決することで、問題解決能力が育まれます。EQが高い子どもは、嫌なことも気持ちを切り替えやすく、ストレスを感じた時に自分なりの解消法を持っている傾向があるため、自然体験はこれらの能力を養うのに適しています。
自己肯定感の醸成
自然の中で小さな成功体験(例えば、火を起こせた、虫を見つけられた)を積み重ねることは、「自分にはできる」という自信を育み、自己肯定感を高めます。自己肯定感は、EQを構成する重要な要素の一つであり、失敗しても前向きに考え、自分を大切にできる力に繋がります。
探求心と問題解決能力の育成
自然は、子ども達の好奇心を刺激する宝庫です。なぜ葉っぱが落ちるのか、どうして鳥は飛べるのかなど、様々な疑問が生まれます。これらの疑問を自分で調べたり、試したりする中で、探求心や自分で考えて問題を解決する力が養われます。
このように、東峰保育園が行うような自然体験は、子ども達の自己認識、自己管理、社会的認識、対人関係管理、共感といったEQの多様な要素を総合的に育む効果があると言えるでしょう。