教えて先輩! 作新短大2019年度卒 6年目のTさん
私には8歳年下の大好きな弟がいます。初めての弟ができた時は本当に嬉しくて、毎日ミルクをあげたり抱っこをしたりと、まるで小さなお母さんになったような気持ちでした。
弟が初めて立ったり、歩いたりした時の感動は、今でも鮮明に覚えています。「できた!」と目を輝かせる姿をそばで見守り、私も一緒に大きな喜びを感じました。
成長には嬉しいことだけでなく、つまずきや悔しさもあります。思い通りにいかず悔しがる弟に寄り添う中で、子どもの成長には葛藤や変化があること、そしてそれを一緒に乗り越えることの大切さを学びました。子どもの成長を側で見守り支えていきたいと思い、保育士を目指すようになりました。
東峰保育園で素敵だなと思ったところを3つお伝えします。
1つ目は、一人ひとりを大切にする、あたたかい保育です。
保育士は子どもの内面をよく見ていて、その子に合った関わり方を工夫しています。子ども達はみんな素直に育っています。好きなことに夢中になったり、自分らしく表現したりできるので、いつも笑顔でいっぱいです。喜怒哀楽がとても豊かです。
保育士が友だちとの関わり方やルールも丁寧に教えてくれるから、子ども達は遊びを通して「自分で考える力」を自然と身につけていきます。小さな発見や成功をみんなで喜び合う温かい雰囲気が、子ども達の可能性を大きく広げているのだと実感しました。
2つ目は、みんなで支え合う、温かい職場です。
職員同士がまるで家族のようにお互いを支え合っています。何か困ったことがあれば、先輩方がいつも親身になって相談に乗ってくださいます。「子どもの様子を全員で共有する」という体制が整っているので、一人で悩むことはありません。このような心強い環境があるからこそ、職員一人ひとりが子ども達とじっくり向き合うことができ、子ども達も安心して園生活を送れるのだと感じました。
3つ目は、心も体も満たされる、美味しい給食です。
毎日元気に働くためには、食事がとても大切です。東峰保育園の給食は、温かくてボリュームもあり、何よりとても美味しいです。栄養たっぷりで安心できる食事が、子ども達も職員も元気に過ごす力を支えてくれます。
Q. 週末の過ごし方は?
A. 週末は、自分のリフレッシュの時間を大切にしています。映画を見たり、ライブに行ったりすることが大好きです。また、友人とお出かけしたり、古民家カフェでのんびり過ごすことも楽しんでいます。こうした時間のおかげで、平日も気持ちに余裕を持って前向きに過ごせています。
Q. 子どもや保護者の顔を覚えられるか心配です
A. 当園は少人数保育(各学年最大14人)のため、子どもたちの顔と名前を自然と覚えることができます。また、早番・遅番勤務で他のクラスの子どもたちと関わる機会もあるため、子どもだけでなく、保護者や祖父母、さらには送迎の車まで覚えることができますのでご安心ください。
Q. 子育てをしながら働く先輩達をみてどう思いますか?
A. 私も将来、結婚して子どもができた際、先輩方と同じように園に預けながら働きたいと考えています。 そのように考えるのは、先輩たちが「大丈夫だよ!子どもと一緒にいてあげて」と声をかけ合っているのを耳にし、急な早退や欠勤でも「お互い様」という文化が浸透しているからです。このような環境であれば、安心して働き続けられると思っています。