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東峰方式の根底にある教育哲学〜『知・徳・体』で育む、未来を生き抜く力〜 | 園長の思い | 東峰保育園 公式ブログ

東峰保育園が実践している「東峰方式」は、単なる指導のテクニックや表面的なプログラムではありません。子ども達が10年後、20年後の未来において、どんな時代になっても自らの足で幸せに生きていける力を育むための、いわば「教育哲学」です。


今回は、私が東峰方式に込めている保育観と、その根底にある想いについてお話ししたいと思います。


かつて主流だった大人の指示通りに動かす「させる保育」から、子ども達の内なる意欲や考える力を尊重する「主体性を大切にする保育」へ――。


これは、私自身が長年の現場の実践と深い葛藤の中でたどり着いた確信です。 単に集団のルールに従わせるのではなく、子ども達自身が「なぜそうするのか」「どうしたいのか」を考え、行動できるように導く。この心のスイッチを入れることこそが、幼児期における真の教育だと考えています。


東峰方式では、幼児期から「論語」に触れる機会を取り入れています。 「幼児に論語は難しすぎるのでは?」と思われるかもしれません。しかし、まだ偏見のない幼少期に豊かな言葉や先人の知恵に触れることは、人間としての「徳(道徳心や心遣い)」を育み、揺るぎない心の土台(軸)を作るために極めて有効です。


目先の知識だけでなく、他者を思いやり、正しく判断して行動できる「人としての素養」を幼児期から優しく育んでいきます。


豊かな自然に囲まれた東峰保育園の環境を生かし、自然の中での活動や実体験を数多く取り入れているのも、私達のこだわりのひとつです。


自然は時に思い通りに行かないことばかりです。だからこそ、自然や多様な人々と主体的に関わる実体験を通して、子ども達は自ら工夫し、乗り越える「たくましさ」と「しなやかな強さ」を身につけていきます。


ありがたいことに、これまでの東峰保育園での長年の取り組みや「東峰方式」の実践に対し、藍綬褒章をはじめとする社会的にも大変名誉な評価をいただく機会に恵まれました。


しかし、私が目指す場所はそこではありません。受章はあくまでこれまでの歩みを支えてくださった皆様のおかげであり、この功績に甘んじることなく、これからも目の前の子ども達の「未来の幸福」のために、愚直に、そして誠実に教育・保育の道を追及し続ける覚悟です。


「知(考える力・教養)」「徳(豊かな心・道徳)」「体(健やかな体・たくましさ)」のバランスが整って初めて、子ども達は真の生き抜く力を手に入れます。これからも確固たる理念を持って、一人ひとりの可能性を拓く教育に全力を注いでまいります。


                               


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